『猛暑』『酷暑』と言った言葉をたくさん耳にして、連日のように熱中症警戒アラートが発令される2026年の夏でした。異常気象ともいえる気候は、各地に大きな自然災害をもたらしました。水害により被災した地域だけではなく、大きな地震に見舞われた地域もありました。今もなお、復旧の渦中にある人々がいることを覚えて、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、猛暑の中での復旧作業は大変なことと思います。作業にあたられている人々にも神さまの豊かなお恵みがありますようお祈りしております。
昨年は、『雨がなかなか降らず地面が固くなり、蝉の幼虫が地上に出て来られない。』ということで、例年に比べ蝉の大合唱を聴くことが少なかったように記憶していますが、今年は『これぞ広島の夏』と言わんばかりに蝉の鳴き声を聞きました。まだまだ暑い日が多くありますが、鳴き声も “ひぐらし”へと変わり夏の終わりを感じています。
先日の『夏まつり』には保護者の方はもちろんのこと、地域の方にもたくさんご来場いただきました。ありがとうございました。今年も学生ボランティアの皆さんや元ボーイスカウトの皆さんなど、多くの方に支えれて開催することができたことにも感謝しています。帰られる際や週明けに保護者の方から「とても楽しかったです」「親子でたのしみました!」「ありがとうございました」とたくさん声をいただきました。今年も猛暑の中での開催となりましたが、大きなトラブルもなく夏の楽しい時間となったのでないかと思っています。また、夏期保育の時に子どもたちが、『この夏の思い出』をいろいろと話してくれました。海や山へキャンプに行ったり、温泉に行ったり、ホテルに泊まったり、プールで遊んだり、おじいちゃんやおばあちゃんの家に泊まりに行ったり、楽しい思い出を話してくれる姿がたくさんあり、一人ひとりの経験が重なり合って話題が広がっていきました。この夏の様々な経験が、子どもたちの心を豊かにしてくれて、活動の幅が広がることと思います。
今年も『広島平和記念日(8月6日)』を迎えました。子どもたちと“平和”について考える時、子どもたちそれぞれが感じていることを話してくれました。今もなお続いているウクライナとロシアの戦争の話の時に、戦争前後の街の様子の写真をみた子どもたちが「こわい」「めちゃくちゃにこわれとる」「ひどい」などと心を痛めていました。「へいわってどんなことだとおもう?」という保育者の問いに 「なかよしですごすこと」「せかいじゅうのひとがにこにこでいられること」「いっしょにあそんだり、あるいたりすること」「みんながしなずに(亡くならずに)すごすこと」と伝えてくれました。更に「へいわになるには、どうしたらいいとおもう?」という問いには、「プレゼントをあげてなかよくなる」「なかなおりをして、いっしょにあそぶ」「あくしゅをしてなかよくする」「いっしょにごはんをたべる」などと、いろいろ考えてくれました。最後に「みんながすごしているいまはへいわ?」と尋ねた時に、何のためらいもなく「へいわ!」としっかりとした口調で答える子どもたちの姿が嬉しかったのと同時に頼もしく感じました。
園長 松尾 栄理香
聖モニカ幼稚園


