| 日本中がワールドカップで湧く中、日本は、惜しくも決勝トーナメント戦で敗退しましたが、アスリートの活躍をリアルタイムで見たり、スポーツニュースで見たりして、心を動かした子どもたちも多くいます。『組織力』『チーム力』『一体感』という言葉をたくさん耳にしました。また、選手からも『チームのために』という言葉をよく聞きました。これはまさに日本の強さの源のようです。森保監督がおっしゃっていた『日本の誇りを世界の人に知ってほしい』という言葉がとても印象的でした。
新年度が始まって3か月が経ちました。毎日の繰り返しの中で新しい環境になじんできた子どもたちです。子どもたちの表情からは、園が安心できる場所になっていることがうかがえます。それは、園という『場』への慣れだけではなく、友だちや先生など様々な人との出会いが安心に結びついてきていること、不安を忘れて過ごせるような「おもしろい」ことや「たのしい」ことにたくさん出会うことができたからだと思います。「おもしろい」「たのしい」ことの積み重ねから新たな発見があり、活動の幅も広がっています。また、友だちと一緒に過ごす園生活は、子どもたちの心を大きくしてくれます。『一人ではできないことも友だちと一緒だとできる』ということも多くあるようです。過日、年中組の子どもたちが自分たちで栽培した“ピーマン”をいただきました。1回目はピーマンをごま油で炒めてシンプルに塩で味付けしたもの、2回目は『ピーマンホットケーキ』にしました。普段は、野菜を全く食べない子どもやピーマンを嫌いな子どもたちも、「おいしい!」と食べていました。数日経った後も思い出したように「ピーマンケーキおいしかった!」と話してくれる子どももいるほどです。数人の保護者の方からも「(ピーマンを)食べたと聞いて驚いています」という声をいただきました。“自分たちが育てた”“友だちと一緒に食べる”ということが子どもたちの心を動かしたように感じています。友だちの存在の大きさを改めて感じています。 梅雨に入り、今年は例年になく天候不順の日が続きました。プールを設営したものの、思うようにプール活動をすることが出来ず、毎朝登園してくる子どもたちの中には「(プールしないのに)なんでプールがあるん?」と恨めしそうに尋ねてくる子どももいました。6月下旬、ようやく太陽の光がまぶしく蒸し暑くなった日、年長組の子どもたちがプールの清掃をしてくれました。水を張っていないプールに入るのは初めてなので、それも新鮮なようでした。プールをハイハイするように泳いでいる子どももいました。一人一枚のぞうきんを持ってプールの内側の底や側面を磨いてくれ、雨水で汚れていたプールがきれいになりました。掃除をしながら、水浴びをすることもできたので「きもちいい!」「つめたいけど たのしい!」と“水”を全身で感じる子どもたちでした。以前、在宅医療を専門に行う施設の医師から『感覚が育つことで、自らの力で育つ機能を発揮させる』という話を聞きました。子どもは新しい感覚を自分のものにしながら成長していくそうです。水遊びやどろんこ遊びはまさに“感覚遊び”です。この時期にたくさん経験できる環境を整え、子ども自身の持っている“育つ力”を育んでいきたいと思います。 園長 松尾 栄理香
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聖モニカ幼稚園




