2026.01.05

あけましておめでとうございます

 様々な行事があり、子どもたちは、その一つひとつを友だちと一緒に経験した2学期。その締めくくりに、聖モニカ幼稚園の『クリスマス』を保護者の皆様と共に迎えることができました。たくさん行事がある中で、他の学年と思いを一つにして行うのは『クリスマス礼拝』だけです。この『クリスマス礼拝』を通して、子どもたち同士の絆が更に深くなったことでしょう。こうした経験が、仲間との関わりを深め、仲間の存在をより大切に感じるようになっていくのだと思います。

聖モニカ幼稚園のクリスマス翌日の3歳児のやりとりです。何かあったわけでもなく、一人の男児が「こころのなかに かみさまがいるよね!」と言ったところ、傍にいた女児が一瞬言葉に詰まったようです。担任が「そうだね いてくださるね」「かみさまは どんなことをしてくれるのかな?」と尋ねると、その女児が「みんなをしあわせにしてくれる」と言ってくれました。それを聞いた別の男児が「ぼくにもいるよ たのしくしてくれるんだよ~」と会話が広がったという話を聞きました。このエピソードを聞いて、子どもたちが神さまを身近に感じていること、神さまが子どもたちの心のよりどころとなっていることを嬉しく思い、心が温かくなりました。また担任が共感し言葉をつないで、子どもたちが神さまの存在を分かち合うことができたことも嬉しかったです。

今年も『同窓生クリスマス会』があり、たくさんの卒園生が聖モニカ幼稚園に帰ってきてくれました。毎年、保護者の方から「一年に一度この日を親子で楽しみにしているんです」という声をいただきます。1時間半程度の短い時間ですが、1年生から6年生(時には中学生)が集い、共に時間を過ごします。クリスマス会は礼拝から始まります。礼拝の中で、聖歌『グローリア』を歌ったところ、歌詞もよく覚えていて、美しい歌声がホール中に響き渡りました。その歌声をきいて、卒園生の成長を感じ、何とも言えない幸せな気持ちになりました。卒園生との再会は、保護者の方や卒園生だけではなく、私たちも楽しみにしています。また、卒園生の保護者の方から、「モニカで丸ごと受け止めていただき、寄り添っていただいたおかげで、思いやりのある優しい心が育ちました」と励みになるお言葉をいただきました。クリスマスを前後するように、柿の種を植えた卒園生が、友だちと一緒に柿の様子を見るために幼稚園に来てくれました。もう中学生になっています。木には熟した柿が数個残っていて、渋いけど食べてみるか尋ねたところ食べてみたいということだったので、試食してもらいました。しっかり熟しているので口に入れた瞬間は甘さを感じるのですが、すぐに舌に渋みが残り、顔をしかめていました。卒園生はお家でいろいろと試してみると熟した柿を持って帰りました。卒園しても繫がっていることに嬉しさを感じる年末となりました。

子どもたちが「あけましておめでとうございます」と朝のあいさつをしながら登園してきました。幼稚園が始まるまでにいろいろな生活の場面で新年のあいさつを交わしたことでしょう。

新しい年が、皆様にとって笑顔あふれる幸せな一年となりますように、心よりお祈りしております。

園長 松尾 栄理香