お天気にも恵まれて、青空の下、運動会を行うことが出来ました。
猛暑の日が続き、なかなか予定通りに準備を進めることが出来ず、子どもたちにとっては、ほぼ『ぶっつけ本番!』といった状況の中での開催となりました。そのような中でも保護者の皆様の温かいまなざしや声援に押されるかのように、子どもたちは一人ひとり自分の力を発揮し、表現することができていたように思います。この運動会で子どもたちは、“嬉しいこと”“楽しいこと”そして“悔しいこと”を友だちと一緒に経験しました。当日は、初めての場所で落ち着かない様子や、たくさんのお客様を前にして不安になり涙がでる子どもの姿もありましたが、緊張しながらも、一生懸命な姿が印象に残りました。
年長さんのバルーンの表現を観て、「すばらしすぎる!」と言って拍手を送ったり、「フラッグ(年中組)かっこいいね」と友だちと顔を見合わせたり、年少組・すずらん組の表現を観て、「かわいい~」と言って笑顔になったり、「みんな、きょうがいちばんよかったよね」とお互いを讃えあったりする姿に、また一つ大切なものをもらった気持ちになりました。また、運動会を振り返り、「たのしかった!」「リレーまけてくやしかった」「おともだちといっしょにできたことがうれしかった」「きんメダル ピカピカひかってまぶしかった!」と、運動会を通して感じたことを伝えてくれた子どもたちでした。運動会への取り組みや思いは年齢や発達によって異なりますが、たくさんの人の前で精いっぱい頑張ったことの喜びや、友だちと心を合わせ力を合わせてやり遂げた達成感は、子どもたちの自信へとつながっていったことと思います。
「おうちのひとが みてくれてうれしかった」「おうちのひとがみにきてドキドキしたけど うれしかった」と、子どもたちが感じたように、保護者の皆様の温かい声援は心強かったことでしょう。保護者の方からは「素敵な運動会でした」「感動して涙が出ました」「子どもたちの成長をみることができました」など、嬉しいお言葉をたくさんいただきました。
|