クリスマス当日、退場する子どもたちに「どうだった?」と尋ねると、多くの子どもたちが笑顔で「たのしかった!」と話してくれ、どの子どもたちも達成感に溢れた表情をしていました。中には「またやりたい!」という子どももいて、子どもたちのうれしい気持ちがよく伝わってきました。
子どもたちとの会話の中でも、「どきどきしたけど たのしかった」「うれしいきもちになった」という声が聞かれました。また、お家の方から、「すごかったね」「みんなじょうずだったよ」「かっこよかったよ」「うれしすぎてなみだがでたよ」「うれしいきもちがつたわってきたよ」と話していただいたことなども、子どもたちと分かち合いました。そして、「コロナでちゅうしにならなくてよかった」と言った、子どもの言葉がとても印象的で心に残りました。イエス様のお誕生をお祝いするうれしいクリスマス。子どもたちのメッセージを保護者の皆様が丁寧に受け取ってくださったことを嬉しく感じています。
クリスマスを迎えると、これまで以上にいろいろなところからページェントの歌がきこえてきます。職員室の窓の外からかわいらしい歌声が聴こえてきて、その声をたどっていくと、一人の女の子が園庭のすみっこでページェントの歌を歌っていました。その子どもはイエス様のお誕生に心を寄せて、とてもやさしい表情をしていました。また別の日には、職員室に、「おほしがひかる ぴかぴか♪」とお星さまがやってきてくれました。年長さんのお星さまが身に着けていた星を頭に着け、両手には星のステッキをもっていました。その子どもに導かれるようにお部屋にいくと、そこにはマリアさんやヨセフさん、天使さんもいました。見よう見真似で作ったマリアのベールや天使の羽など、子どもたちの嬉しい気持ちがあふれていました。年長さんのお部屋から聞こえてくる歌声に心を寄せ、ページェントを一緒にしていく中で、みんなの心が一つになったクリスマスでした。「ねんちょうさんになったら○○になる! ○○になりたい!」と今から楽しみにしている子どもたちがたくさんいます。こうして、『みんなの気持ちがつながっていくんだなぁ』としみじみと嬉しく思いました。