園庭にはびわの木が何本かあります。緑色のたくさんの実をつけた頃から収穫を楽しみにしていました。「きいろくなたよ~」「オレンジいろになっとるよ~」とその成長に心を動かす日々でした。いよいよ収穫期を迎えると、手に届くところは勢いよく採ったり、背の届かないところは幹を揺らして何とか落ちてこないものかと知恵をしぼったりしていました。大きくて美味しそうなびわの実ですが、今年は鈴虫さんにあげることにしました。この鈴虫さんは、数年前に鈴虫おじさんからいただいた鈴虫を毎年羽化させています。今年もたくさんの鈴虫が生まれてきてくれました。ありがとう!びわの皮をむきながら、「おいしそうなにおいがする!と言ったり「びわのたねでなにかつくってママにあげたい!」と言ったりする子どもたちでした。